神田時来組

トップバッターは地元劇団の神田時来組。

『神保町のよくある風景[カタチ]~神保町 御茶ノ水にまつわる三つのサスペンス~』と題し、神保町をテーマにした3本のオムニバス作品を上演。
各話の間に、スクリーンでドラマ映像を観せる演出。

一話目『台本 -シナリオ-』

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明治大学演劇部OBの劇団である、「とっちゃんボーヤ&パピプペポルノ」。
その脚本家である一郎の部屋に、劇団「電気人間と猿轡な女達」の由紀が訪ねてくるが一郎は留守。

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そこに、「とっちゃんボーヤ&パピプペポルノ」の面々が集まってくる。

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由紀は完全犯罪の殺人事件の台本を書きたいと、彼らに相談する。

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色々な方法をを実践しながら、完全犯罪のアイディアを完成させる。
由紀が帰ると、クローゼットからは一郎の死体が見つかる。

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二話目 『ホテル ヒルトップ』

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秋田に住む雅夫は警察からの電話で、大学の同窓会のため東京に出かけていた妻の英子が山の上ホテルで自殺したことを知る。
雅夫は、妻の従妹である薬剤師のあやかとともに山の上ホテルへ行く。

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二人は不倫関係にあり、雅夫は青酸カリ入りのチョコを、あやかは青酸カリ入りの歯磨き粉を、それぞれ英子に渡していた。
刑事二人組とのやりとりで、実は英子も福山拓哉という男と不倫関係にあり、その男と心中したのだと言われる。

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刑事が去った後、雅夫は歯磨き粉を、あやかはチョコを口にしてしまう。

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刑事が再び登場すると、その後ろには雅夫とあやかの遺体が。

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三話目 『待ち合わせ』

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錦華公園のベンチで偶然出会った男女。

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男、トシオは小学校の同級生と20年前に、この公園に埋めたタイムカプセルを掘り起こす約束をしていた。
トシオは同級生を待つ間、女に当時好きだったスミコという子の話をする。

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スミコはタイムカプセルを埋めた二年後、白血病で死んでしまった。
誰も来ないため、やがてトシオは女と一緒にタイムカプセルを掘り起こす。
すると女は消えてしまう。トシオはその女がスミコの幽霊だったと気づき慟哭。

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そこに喪服姿の同級生たちだやって来る。彼らはトシオの葬儀の帰り。
実はトシオもこの前日に、交通事故で亡くなっていたのだった。

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<配役>
『台本(シナリオ)』
川﨑:泉堅太郎
一久:久保利剣助
高津:根本貫一
幸代:足立ゆみか
由紀:雨坪春菜
出前持ち:すいみ~

『ホテル ヒルトップ』
根本雅夫:根岸雅英
竹井あやか:清水美里
刑事A:池田彰吾
刑事B:一三(いちぞ~)

『待ち合わせ』
トシオ:泉堅太郎
スミコ:江坂めぐみ
エータ:池田彰吾
ジロー:すいみ~
トモキ:一三(いちぞ~)

撮影:西村春彦